クリスマスのレッスン・アイテム
クリスマスまであと一週間となりました。
今日は、クリスマスに関連したレッスンのアイデアやテキスト、アプリなどをご紹介します。
まず一番使いやすいところで、Piano BOPの巻末付録にクリスマスの曲がいくつか収められています。
Piano BOP 1には、Jacobオリジナルの「Santa is his name」と「Jingle Bells」
どちらもゆっくりで、歌詞もわかりやすいので、英語で歌いながら弾くこともできます。
「Santa is his name」は習い始めの子でもCDEFG、GFEDCというCスケールを見つけたら、そこだけでも弾いてもらいます。
音源もかわいくて、子供たちに人気の曲です。
「Jingle Bells」は、私はまず歌詞でSyllableに関連したリズム違いの説明をします。
日本語だと「ジングルベール」タン・タタ・タータだけど、英語だと「Jin-gle Bells」タン・タン・タンというリズムになることを伝えます。
また英語の話で、ベルがBellsと複数形になることなども話します。
同じようにサンタクロースの発音や、トナカイは英語でいうと、、、などなど、大好きなクリスマスに関係する言葉は、子供たち目をキラキラさせながら覚えてくれます。
BOP2の「We wish you a Merry Christmas」は音源のテンポで弾くのは結構難しいです。
でもこちらも子供たちにはおなじみの曲なので、頑張って合わせて弾く子が多いです。
歌詞の説明もして、「Happy New Yearってクリスマスとお正月が合体した曲だね」と紹介したりします。
BOP3の「Oh!Christmas Tree」
こちらも一度は耳にしたことがある曲、少し大人っぽい雰囲気で厳かなクリスマスのイメージですね。
歌詞にもSummer, Winter, Green, Whiteなど、子供たちでも知っている単語が登場するので、少し難しいかもしれませんが英語で歌ってみるのも良いと思います。
それからピアノ・アドベンチャーシリーズのクリスマス・ブックも私はよく利用します。
レベルに合わせて書かれた楽譜なので、弾きやすいし、カラフルでイラストも可愛いので子供たちに人気です。
それぞれの巻末にアドベント・カレンダーのようなワークシートのMusic Calendarがついていて、12月に渡して「クリスマスまでに完成させようね」とやっています。
日本では馴染みのない曲も多くありますが、せっかくなので、違う国のクリスマス・ソングを覚える良い機会にするのも良いと思います。
そして、こちらはクリスマス・ソングのアプリ。
とってもやさしいメロディだけの楽譜ですが、これもアドベントカレンダー形式で、その日にならないと曲が見られないので逆に楽しみです。
Music Smart Advent Calendar
https://apps.apple.com/jp/app/piano-advent-calendar/id941380241
こちらは電子書籍。
Jamesくんという男の子が、クリスマスにコンサートを開くので、それまでのレッスンの様子を絵本にして、読者も一緒に練習していくというもの。
音や楽譜も入っていて、楽しく進められると思います。
電子書籍に音や曲が含まれるものが増えてきましたね。
https://books.apple.com/jp/book/piano-lessons-for-christmas/id924033757
そして私の大好きなスヌーピーのクリスマスDVD。
このコミックは子供の頃から読んでいたのですが、ちょっと大人っぽいアメリカの子供たちに憧れを抱きながら読んでいました。
素敵な曲もたくさんありますが、「Christmas time is here」という曲が、日本の曲にはない雰囲気でとても印象に残っています。
今になってみると、私の好きな、♭7度のサブドミナント、メジャー9thのコードなどが使われていたからだと分析して納得しています。
去年まで、私の教室では、なおこ先生にオールイングリッシュのクリスマス・グループレッスンをしてもらっていましたが、今年は対面でのグループレッスンはコロナウイルス感染防止のためやめました。
代わりにオンラインでグループレッスンをしていただきます。
こんな時ですが、工夫すれば楽しいこともたくさんできるはず!
皆さまもよいクリスマスをお過ごし下さい🎄
トップとボトムのピアノアドベンチャーの写真は、数年前のピアノアドベンチャーのHPでカレンダーの素材としてシェアされていた画像を使ってアレンジしたものです。