アメリカで音楽の仕事
Hello!梅雨がやっと明け、暑い日が続きますがお元気ですか。今回は、アメリカで経験した音楽関係の仕事について書きたいと思います。アメリカには中西部/南部より中西部/西海岸の計4都市に住みましたが、最初に住んだのはオハイオ州のウィルミントン市というSmall Townでした。当時グランドピアノが家になく、近所のバプテスト教会で練習させて貰っていたのですが、そのうち「うちの教会のセレモニーで演奏しないか?」と言われ、これが一番最初のオファーでした。この頃、既にピアノ少しだけ指導していましたが、英語が全くダメで日本の駐在員やその家族のみでした。その後、シンシナティ市へ引越し、やはり同じく生徒は、日本語で対応可能だった系のみでした。
そして、オハイオ州からケンタッキー州へ引っ越し、レキシントン市に約12年程住みましたが、地元の人気イタリアンのお店のバー奏者を経験しました。画像は、そのお店です。オーナーは米国飲食業界で日系人で最も成功した、ロッキー青木さんの次と言われる、日本人の方のお店で、夫が務めていたお店でもあります。公式サイト bella notte
当時感じたのは、アメリカは、「チャンスの国!」
あと、チップが馬鹿にならなかったです😁ここのお店でチップを渡す動画がありました:
流石に$500はないですが、$20を貰ったり何度かしました。ここのバー奏者を通して、更に音楽の仕事のオファーが!お医者さんのレセプションの奏者依頼、ケンタッキーに住んでいた日本人の女優の方がお客さんで来ていて、後に彼女が副監督を務めたミュージカルの音楽を担当することになったり、ピアノレッスンを希望してきたお客さんもいました。
そのうち、地元のアジア系のスーパーに貼ったチラシで生徒が更に集まりだし、ピアノの指導に本腰を入れようとなり、バー奏者はしなくなりましたが、ここのお店系列のナポリピッツァのお店で音楽と関係ないポジションで働かせてもらったこともあり、ここでの経験がアメリカ社会勉強と自信に繋がりました。この頃の生徒傾向は、平均的に日系人50%程でした。
その後、私が学んだケンタッキー大学(バスケットボール名門校で有名)の音楽学科のピアノ科のイリナ・ボロ教授からMTNAを勧められ、そこで繋がった複数の大学の教授達から指導力を高く評価して頂き、チラシやサイトがなくても大学経由で生徒が常に一杯になりました。その後、オレゴン州ポートランド市に引っ越した際に、初めてサイトを作成しましたが、土地柄でしょうね、ここでは殆どの生徒が国際結婚のお子さんでした。でも、サイトだけでなく、先生同士の繋がりや生徒経由で口コミで生徒が集まったり、アメリカでは、永住権があったのも大きいですが、仕事がそれなりに出来た事に感謝でした。それは英語が凄く堪能だった(自分は❌😅なので) からとかではないです。外国人の身で英語が完璧でない上にアジア人ですし、音楽名門校出でもなかったので、実力(結果を出す)=指導力向上にFocusし、日本人であることを常に意識し生かすべく努めました。
・・・帰国後、ピアノ教室を始めて来月で2年目に入りますが、外国人の生徒が結構集まってきています。それは英語力というよりも国際感覚があるお陰だと感じます。前回のコラムにも書きましたが、国際感覚を英語力と共に磨いていけるのが良いので、作成中のサイト「国際ピアノクラブ」がお役に立てれば幸いです:「英語でピアノ」さんのページもあります。
では、今回もお読み頂きありがとうございました!
Stay safe, save lives, stay cool! Best, yumie