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Riza & Marcus Printup 夫妻による、ジャズプログラム♪

こんにちは、ファーグソンかつみです。
あっという間に夏が来た感じですが、皆様お元気でいらっしゃいますように心から祈っている日々です。音楽家は体育会系!

今日は、Zoomの会議の時にもお話ししたことがあるかと思いますが、ジャズリンカーン・センターの奏者としても活躍されている、Marcus Printup 氏(トランペット)とその奥さまのRiza Printup さん(ハープ&ヴォーカル) が考案と制作をしたジャズ教材について、書いてみたいと思います。まだそれを使ったことがないのに、記事にするのは時期尚早ではありますが、自身の子育てにおいて、彼らのジャズプログラムを受けたことがありますので、その時の印象も含めてお伝えいたします。

このプログラムの名前は「I Have A Song Inside My Heart 」とて引き出す方法を子供たちにも伝えていく、アウトプット型の素晴らしいコンセプトのものです。

ダルクローズのリトミック等では、目に見えるもの、自然のものなどを人間が代わりに音楽やダンスにして表現したりするものだと存じます。言葉にならないものを表現していく、という感じの方が強いと思います。
一方で、「I Have A Song Inside My Heart 」のほうは、個々の人間の内面にある感情やアイディアを、積極的に言語にして発したり、その言語によるリズムやコール&レスポンスをまず楽しんだりします。音楽を「会話」と捉えます。
「その時の気持ちや、思っていることを英語の短い歌詞にしてみる」という作業は、私たち英語圏では無い国の出身者にとって、英語の学習としてとても親しみやすく、語彙も増え、かつadvanced で充実したものになります。この教材では、音程を上手にとれない子供さんでも、そのリズムと歌詞の創作などを楽しんで学んでいくことができることが大きな特徴だと思います。同時に、アメリカのジャズ史とアメリカの現代史も学べたり、かわいい地図や、いくつかのキーによる音源つきの譜面などもセットに含まれているので、実際はジャズが好きだけども、演奏のほうは流暢にはできない先生方でも様々な方向性で十分に使えるものと言えます。
主には、彼らの教材は、幼稚園~小学五年生までの学校の先生たちを対象にしてオファーされていますが、もちろん私のような個人経営の音楽クラスの講師も購入可能でした。
以下のリンクから、ご覧ください🌟

https://ihaveasonginsidemyheart.com/general-music-jazz-curriculum-unit-1-eras-of-jazz
一般に広く販売されるものではなく、あくまでも先生向けということで、まずは購入の前に講師ライセンスを登録することから始めます。「to view license agreement & purchase  」 のページに行って、講師登録をします。学校の名前等も、無ければ適当に個人教室の名前で構いません。

この登録ができたら、次は支払いをPayPal等で行います。これも、他の通貨で可能です。後日、教材とカリキュラムブック& 音源ダウンロード用のスペシャルリンクが送られてきます。取り組んでいく順序は以下のようになっています。

1ブルース2 ニューオーリンズのジャズ3 スウィングジャズとビッグバンド(この辺りから、編曲作業などを伴ったり映画産業との協働が増えてきたことで、かなり多国籍クラシック音楽家との関わりも沢山あった模様。そして、世界中に広まっていきますね!)4 ビバップジャズ5 アフロキューバジャズ6 ハードバップ
ちなみに、これ以降もジャズの新ジャンルは生まれ続けるわけですが、ひとまず基礎としてここまでが教材には取り上げられています。

下の方に申し込み先のリンクがありますが、彼らの子供向けのサマーキャンプも近々始まります。こちらは、教材購入者ではなくても、何処からでも受講できますので、生徒さんや講師としてのご聴講にご興味がありましたら是非お問い合わせの上、申し込まれることをお勧めします。

その時は意味がわからなくても、繰り返しクラスを聴いているうちに馴染んできて、ある日突然意味が腑に落ちることもあって、日本語で意味という答えをすぐに説明されるよりももっと強く記憶できるケースもあります。
「Jazz Explorers Camp 」 2020年6月16日~7月23日まで。申し込み締め切りは6月12日までですが、単発参加のオプションなどもあると思います。

https://ihaveasonginsidemyheart.com/events/2020/6/16/-announcing-2020-jazz-explorer-summer-camp

いずれも、リトミックの要素が多くなっていると思います。身体でリズムを取ること、身体でまず表現してみること、それが歌うことや器楽演奏に生きてくるのでしょうね!

ジャズやブルースに関しては、個人的にはどの言語で歌われてもユニークで素晴らしいものになると思っています。邪道と言われればそれまでなんですが、日本語でジャズもあり!Why not? 
以前、フランス語でジャズコーラスをしている子供たちのパフォーマンスも聴いたことがあるのですが、それはそれは素敵でした。

それらの自由もあるのが、音楽の素晴らしいところですよね!自分探し explore の機会があり、それを音楽で表現できたら、どんな難しい気分や複雑な悩みもAlright になる。
音楽は本当に多くの人に必要だと思います。どんどんシェアして参りましょう💓

今回も、お読みくださりありがとうございました。ファーグソンかつみ

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