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師走だけど、ゆっくりと!

北の国からこんにちは!

カナダは例年より暖かめの冬を迎えていますが、12月ですね!毎年この時期になると、「あれ?クリスマスついこの間じゃなかった?」と思うのですが、皆さんはどうですか?今年は個人的にも色々な事があったので、「なんでこうなるの〜?」なんて叫びつつ駆け抜けた一年でした。

変化って知らない間に来るものもあれば、ドカン!と正面切って訪れるものもあり、私のは後者でした。忙しすぎて何が起こっているかわからないことって皆さんもよくあると思いますが、だからこそ一年の締めくくりである12月は出来るだけ余裕を持って行動しようと自分に言い聞かせています。笑

フォーシーズンズ・ホテル前のムースファミリー

さて今年は10月のコラムに載せた同じエリアのクリスマスの電飾を撮って来たので、このコラムに挟んでいきますね。住宅街でも綺麗に飾り付けているところが沢山あってそれも良いなぁと思ったのですが、それはまた来年ね!中にはプロを雇って飾りつけるお家もあるんです!これ知ったの最近なんですが「だからあんなに綺麗なんだ!」の理由がわ​#​かったので、楽しみに待っててくださいね。鬼が笑うかな?笑

クリスマス会をなさる先生もいらっしゃると思うので、そう言う時や12月のレッスンで使えそうなクリスマス用のプリントをいくつか載せておきますね。

https://drive.google.com/file/d/1-wQAla3hgTsyazjhJD1mUwx6hXdSwZPM/view?usp=share_link

https://drive.google.com/file/d/1kjShZF5VYWTq2Rwx2rZ4o2W4n5P3avMs/view?usp=sharing

https://drive.google.com/file/d/19zTlCxK0d86HRD5X03GWxO21wTD_Tt-w/view?usp=sharing

今年は私自身が自分の演奏を改善したくてもう一度学びに飛び込んだのですが、それが私の教え方まで大改善してくれて、更にいつもなんとなく中途半端だった色々な考えの基準がクリアになって、自分の立ち位置のベースが確立したとても実りのある一年でした。

「ピアノを習う」動機は、年やレベルに関係なく、音楽に興味があったりピアノが好きだからだと思うのですが、その「好き」や「音楽を楽しみたい」だけでレッスンが続けにくい下地がある事を真剣に考える事にもなりました。ピアノが好きで音楽が好きでずっと続けて来た私としては、ピアノレッスンに纏わるネガティブなイメージ、難しいとか練習大変とか言うね、それをいかにして解決する事ができるかについてこれから少しずつ皆さんとシェアして考えていきたいと思います。

レッスンを受ける動機も目的も皆んなそれぞれだから、何が正しくて何が間違っているかって言うことではないんです。ただただ、それぞれが自分の学びたいことややりたい事を存分にできる様に、出来るだけ沢山の「ヘルプの杖」を用意して皆さんと分け合ったり考え合ったりしていきたいな、と思っているのです。

人は皆主観で生きているので、みんな違うのが本質ですよね。それを発揮するのが苦手と感じる人もいれば、それを制限されるのは好きじゃないと言う人もいます。音楽を演奏すると言うことは、そう言う事にしょっちゅう遭遇する訳で、それがね多分一番厄介なところなんじゃなかな?と自分を振り返っても感じるのです。自分の演奏がどう受け取られるか気になる人は多いですよね。そこから派生して、これで合ってるんだろうか?っていう疑問を抱くことはありませんか?

生徒としての立場だと、習ってないことや知らないことは知らないからそれで普通だと思うのですが、私は一歩踏み込んで「わからないんだけど、こうしてみた」でいいよ、が標準になれば良いな、と考えています。型を知っておくのは便利ですが、それがそこから踏み出す事を躊躇する原因になっているのを最近本当に沢山見ます。そしてその型なりやり方なりでする表現の仕方が自分の心の底で感じている物としっくり重なっていないと、弾くのが楽しくなくなったりしてしまうのだと思います。「正しい演奏」の反対はきっと「間違った=正しくない演奏」になりますよね。でも正しくない演奏って何ですか?って聞かれたらはっきり断言できる人は少ないと思います。だってみんな主観で聞いたり解釈するわけだから。ここのブロックが外れたらピアノを弾くのも習うのも、ずっと楽しくなるはず!

誰だって楽しい事に費やす努力は努力なんて感じない訳だから、「これ絶対弾きたい!」をそれぞれが見つける事が、きっと1番の近道です。

そうやって音楽を自分なりに楽しむ毎日って、素敵ですよね。

来年はそんな生徒さんが一人でも増える様に、また一歩一歩、ですね!

それでは皆様、良いお年を!

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