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コミュ力≒表現力

昨日の Valentine’s Dayはいかがでしたか?アメリカは日本と異なり、男性からチョコやギフトを贈るのが一般的です。夫も長年アメリカだったので、何もしなくても大丈夫で楽チンです。ホワイトデイもないです。

さて、今回のコラムでは、「シャイ」について書きたいと思います。

日本でお教室を始めてもう直ぐ1年半になりますが、その間に30名近く集まってる生徒は外国人だけではなく、Domesticな日本の子供もいます。アメリカでは滅多にいなかった極度(!?)にシャイな子供がいるのですが、何か聞いても自分の気持ちや意見を言えない等が特徴として見られます。アメリカで指導した生徒達の中にもシャイと言われてる子がいたものの、ここまでではなく、大抵の子供が自分の気持ちや意見を表すのが自然の事だったので、この手の生徒達にどう接して良いか少し戸惑うこともあります。

「Shy」という単語は、日本ではそこまでネガティヴじゃないかもしれませんが、アメリカだとあまりいい意味に取られません。また、日本で言うシャイとは、単に恥ずかしがり屋で通るかもしれませんが、コミュ力や社交性が問われます。それらを育むのにも文化背景も関係していると考えられます。

アメリカにいると、何処へ行っても人とコミュニケーションする機会が増えます。例えば、スーパーのレジの人や買い物中にすれ違う人、散歩中にすれ違う人等と年齢・人種・性別に関係なく「Small Talk」するのが文化です。それが染み込んだせいか、帰国した最初の半年間〜1年位は、当たり前のように行く先々で見知らぬ人に話しかけてました。(変な人と思われたことでしょう。。。)

・・・徐々に控えるようになりましたが、あのSmall talkが心地よかったなと今でも恋しくなることがあります。

子供でもすれ違った際などに「I like your necklace!」それ何処で買ったの?とか言われることが普通にありますし、スーパーで横にいた人と「これ美味しいよね!」と盛り上がったり、日々こんな感じですから、見知らぬ人ともコミュニケーションを取れないとアメリカでは始まりません。日本にいると、アメリカよりコミュ力が低い人が年齢を問わず全体的に多い感じがします。その文化背景の影響か、アメリカの生徒は日本の特にShyな生徒と比較して、表現力も豊かな傾向だったと感じます。英語を話す際には、自分の意見をしっかり言えないといけないという文化も入ってますので、ピアノでの表現力をも鍛えられるかもしれません。

Shyな日本の子供には、英語でノリよく話しかけても効果があるように感じられます。

アメリカの教材も工夫次第で様々なシチュエーションで英語でノリ良く言葉をかけれるので、英語のみならず「表現のアウトプット」の機会にまで持っていけます。アメリカの教材を日本の英語がわからない子供に使用する価値はこう行った面にもあると、改めて感じた事を第7回コラムで綴りました。お読み頂きありがとうございました!

*画像は、シャイだった生徒のShun君。去年のギルドで2曲弾いた後のものです。レッスンを通して徐々に積極的になり、来月のギルド検定試験では自ら10曲弾く!と張り切ってます♫

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