2021年は風にのって
Happy New Year!
今年はいつもと違うお正月、皆さまどのようにお過ごしでしょうか?
私は今までは必ず岡山の実家に帰って両親や弟家族と賑やかな年越しをしていましたが、今年はStay Home、家で夫とCandy(ワンコ)と静かに過ごしています。
ちょうど一年ほど前に、J−WAVE(ラジオ)で藤井風くんの「何なんw」がよくかかっていて、岡山弁をそのまま歌詞にしていてビックリ!
You Tubeで検索したら面白い弾き語り動画がたくさんあって、すっかりハマって見ていました。
歌詞の岡山弁に加え、地元の友人の娘さんが同じ高校だったとか、とても親しみを感じ、多分同世代のお父様からの影響と思われる選曲や、独特の世界観に魅了されました。
お正月に帰省したときに、友人や家族に「絶対にこの人売れるよ!岡山きてるよ!」と話していたら、本当にアッっという間に出す曲出す曲大ヒット!
コロナ禍の中でも武道館でコンサートを開くほどビッグになりました。
特にオリジナルの「優しさ」が、コロナで苦しむ人々の気持ちを楽にしたようで、テレビのニュース番組でも取り上げられインタビューを受けていましたね。
また最近は毎朝聴いている別所哲也さんのラジオ番組で「1日1風」と言って、必ず風くんの曲がかかっています。
そうしたら、先日突然その番組に遊びにきて、別所さんが「え???本人???」と驚いて、そういう企画をしてしまうところも風くんらしくて面白かったです。
高校生の頃からお父様に「これからは個人で世界に向けて発信する時代だ」と言われ、Youtube に色々な動画をアップし、世界と繋がるために英語も勉強していたそうです。
最近のヒット曲は皆さんご存知だと思うので、大爆笑してしまった弾き語り動画をシェアしますね。
そして昨年の12月ごろ話題になった、「土の時代から風の時代へ」という話。
私はそういう星座やスピリチュアル的なものは、全く詳しくないのですが、でも実感としてすごくわかる変化が起きている気がしています。
約200年続いた土の時代が終わり、風の時代が始まる!
しっかり地に足をつけて根を張ってというより、軽やかに身軽にいろんな場所でいろんなことを!
正に藤井風くんにピッタリと思いました。
そして自分に置き換えて見ても、2、3年前からカワイ音楽教室での仕事を少しずつ減らしてもらい、自分で自由にできる自宅教室や、英語でピアノのサイトをオープン。
30年以上勤めたカワイを辞めるのは、勇気が必要でしたが、コロナを契機に思い切って退職させていただき、土の時代から風の時代への移行期のように感じています。
大きな組織では動きづらかったことが、個人レベルではやりやすいということが、特にこのコロナ禍の中では増えていると感じます。
周りも見ても、自分の教室を開いたり、自分でテキストを作ったり、本を出版したり、オリジナルのメソッドを立ち上げたりと、個人で動き出している先生方がたくさんいらっしゃいます。
ジッと待っていても、会社も国も何もしてくれない、それなら文句言ってるより自分で始めよう!という感じの方も多い気がします。
英語でピアノでも、そのような風が吹き始めていると感じています。
まだ「そよ風」の段階ですが、今年はホワっと春風に乗れるよう、何事も怖がらず軽やかに進んで行こうと思います。
また英語でピアノでは、会員の先生方の個人的な活動も応援していきたいと思っています。
「こんなことやってます」「こんなもの作りました」など、シェアしたいことがありましたら遠慮なくご連絡ください。
今日は2つご紹介させていただきます。
こちらは、プレミアム会員の藤井未散先生が作られた動画レッスン。
Udemyというベネッセが運営しているサイトで、英語とピアノを楽しく学びながら、1セットで1曲弾けるようになるというプログラムです。
こんなシステムもあるのですね。
未散先生はレッスンに加えてご自身もコンクールにチャレンジしたり、Youtubeやこのような動画でも発信されていて、幅広くご活躍です。
そして、こちらは「おとのゆうえんち」というテキストの英語版。(ボトムの写真)
2、3歳のリトミックから使えるテキストで、細木千鶴先生と北村聡子先生が共同で作られたものですが、今月半ばに、英語と日本で書かれた「英語deおとのゆうえんち」が発売になります。
その英訳を私と小幡直子先生で担当させて頂きました。
小さなお子さんのグループレッスンやオンラインレッスンでも使えそうなテキストです。
正式に発売になりましたら、また詳細をお知らせします。
では、2021年、まだまだコロナウィルスもどうなることか、先が見えない時代ですが、そんな時だからこそ、何が起きても、自由に動いて行けるよう、心と身体をしっかり整えて、軽やかに風にのっていきたいと思っています。
今年もどうぞよろしくお願いいたします。
渋谷かおり