2022 Happy New Year
明けましておめでとうございます。
昨秋は少しコロナも落ち着いていましたが、またここにきてオミクロン株の急拡大、皆さまお変わりございませんか?
しばらくはWith コロナと覚悟して、生活や仕事をこなしていくしかないようです。
今年も皆さまのお役に立てるようなコンテンツやセミナー、コンサートなどを企画していきたいと思います。
こんな動画を作って欲しい、こんなセミナーがあったらいいのに、など是非皆さまからのご意見も聞かせて頂けたらありがたいです。
コメント欄でも問い合わせからでも、Facebookのメッセンジャーでも構いませんので、お気軽にお送りください。
今日は、12月に私が参加したり開催したオンライン・コンサートのことをシェアさせて頂きます。
12月はコロナが落ち着いていたので、コンサートやイベント、発表会などもほぼ以前の規模で開催されていましたね。
私も、友人のジャズトリオのライブ、クリステル・チアリ先生のライブ、コラムでも紹介したスヌーピーのクリスマスコンサートと、リアルのコンサートを楽しみました。
それに加えて12月は3つのオンライン・コンサートにも参加しました。
コロナ禍で仕方なく始めたオンライン・レッスンやセッションが、気がつくと当たり前のことになって継続、発展していることに喜びを感じることができたので、それを書いておきたいと思います。
・12/12 Let’s Sing Jazz in NY Online Festival
これはNYのナブ子先生が開催しているオンライン・グループレッスンの発表会です。
ナブ子先生は、コロナ以前はこちらのグループ・レッスンをニューヨーク・ママサロンというところでされていました。
それがパンデミックとなり開催不能となった時、ナブ子先生の師であるジャズピアノの巨匠バリー・ハリス先生がオンラインセミナーをされて いることに衝撃を受け、オンラインに切り替えて再開されたそうです。
バリー・ハリスさんは90歳を超えていましたが、「そのバリー先生がやっているのに、自分がパソコン苦手とか機材わからないなどと言っていられない、やらなくては!」と思ったそうです。
月2回ジャズのスタンダードを英語で歌う、ただ歌うだけでなく、歌詞の意味や、歌の背景にあるジャズやアメリカのお話、もちろん英語の発音も、丁寧に解説してくださり、アーカイブもあるので復習もできます。
毎回10名前後の参加があり、延にすると30名は超えていると思います。
先日のフェスティバルもお客様含め30名以上が、アメリカと日本の各地からZoomに入って聴いてくださいました。
オンライングループレッスンの成功例だと思います。
私はNYで開催されていた頃から、近くなら参加したいのに!と思っていたのですが、オンラインになったことで念願叶って受講できるようになりました。
そして、オンラインでのフェスティバルは5回目の参加、皆勤賞です。
今回はSpeak Lowと言う曲を弾き語りしました。
演奏中に地震が起きるというハプニングもありましたが楽しく歌わせて頂きました。
ジャズを英語で歌ってみたい方、ぜひナブ子先生にお問い合わせください。
・12/19 やさしいジャズ Living Room Concert
これは私がシンクルームというヤマハのセッションアプリで定期的に開催しているジャズの練習グループのコンサートでした。
シンクルームなら同時演奏が可能なので、1年半ほど前から月2回、ジャズの黒本と言われるリードシートの楽譜を完奏目指して順番に弾いていっています。227曲収録されていて、ようやく1/5終わった辺りですが、こちらも続けるうちにメンバーが増えてきて、このコンサートではシンクルームを2部屋繋ぎ、定員10人の満員状態でセッションをすることができました!
音質や遅延の問題はありますが、このようなことができるとは2年前は全く考えもしなかったことでした。
ジャズの練習は、1人ではなかなか捗らなかった私でしたが、このセッショングループを作ったおかげで、一緒に練習してくれる仲間ができて、少しずつですが前に進んでいることを実感しています。
この動画の音楽は、NY、シカゴ、福岡、大阪、東京、新潟からシンクルームで繋がり7人で演奏したものです。
・12/26 英語でピアノ オンラインコンサート
これは一昨年の夏から始めたオンライン・グループイベントで、今回は発表会形式にしてみました。
急なお知らせで申し訳なかったですが、10数名の生徒さん、2名の先生が参加してくださり、演奏を披露してくださいました。
オンラインでも人前で弾くというのは良い緊張感がありますし、他の生徒さんの演奏をゆっくり聴く事は良い刺激や勉強になります。
それは講師も同じで、本番が少なくなっている今、このようにオンラインでも人前で弾くという機会は私自身とても必要なことと感じています。
そして1年前から始めた作曲家のストーリータイム、昨年の冬がベートーヴェン、夏休みにモーツァルト、今回はチャイコフスキーのお話と音楽を紹介しました。
毎回子どもたちはとても興味を持って聴いてくれて、その後のレッスンでその作曲家が出てくるとしっかり覚えていて、「あ、ベートーヴェンさんだ!」と親しみを感じてくれているようです。
ダイジェスト動画です。
このように、どれも最初はパンデミックのせいで仕方なく始めたものでしたが、「継続は力なり」の言葉通り、じわじわと広がり定着して有意義なものになっています。
これらはきっとコロナが収束しても続いていくと思います。
一番大きな利点は家に居ながら世界中の人たちと繋がって、一緒に演奏できること!
オンラインならではのことを上手に使っていけば、大人も子どもももっと楽しんで学べることが多くあるはず、これからも継続、発展、新規開拓していきたいと思っています。