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オンラインレッスン(生徒側)

新型コロナウィルス(COVID-19)の緊急事態宣言を経て、先が見えない日々ですが、EigodePianoのZoomミーティングに参加させていただいてるお陰で、オンラインレッスンのknow-howだけでなく、知らなかったアプリなどオンラインレッスン以外でも役立つ情報が得られて励みになっています。今月からオンラインレッスンに切り替えたのは的確な判断だったと、少し落ち着いてきて実感しています。これによって生徒の学び・上達・成長の流れを止めずに済んでますので、あるとないとでは雲泥の差です。(*写真は、生徒のYuriaちゃん側のオンラインレッスンの様子です。)

生徒のお友達でピアノを習ってるところは、やはり休校になり一体いつ再開出来るのか不安がっていると聞きます。ピアノレッスンは、間があまり開くと忘れたりするので不安になる生徒側の気持ちも分かりますが、まだまだ日本ではオンラインレッスンに対応出来る先生自体が希少なため、EigodePianoでは、急遽、オンラインレッスンをスタート♫ Let’s check it out!!

これを読んで触発されて、「やってみよう!」と思っていただけたら嬉しく思います。

ネガティブな面ばかりに囚われた言い訳は時代遅れ。柔軟性を持って、出来ない理由よりも、「出来る理由を探せ!」に尽きます。

さて、前回のコラムは、即席←最低限ある物・スキル内で出来るものについてでしたね。

詳細は、以下の動画で説明しています⬇️

生徒と画面共有でKaori先生お勧めのゲーム実践動画⬇️

⬆️上記の動画を生徒側から見ると⬇️こんな感じになります!

前回は、指導者側からのみの様子でしたが、同じ様子を生徒側からも同時に撮ったので、もう少し雰囲気が伝わるかと思います。

⬇️生徒とホワイトボード画面共有実践動画✏️

⬇️おまけ!Yuriaちゃんがオンラインレッスンで弾いた「Young Hunter」の動画です。・・・最後の方のImprovisationにハラハラしましたが、何とか強引に終わらせたYuriaちゃんに、背後に設置してあるiPadから私の笑い声が・・・。

Yuriaちゃんの使用しいてるiPadスタンドの詳細はこちらです。

生徒を飽きさせぬよう、オンラインの楽しさや魅力をまだまだ発見していきたいですね!

・・・指導する側の大変さはよく分かります、、、。雑多な作業が増え、長時間スクリーンを見るので目が疲れますし、つい力んで話がちなので声が枯れたり etc. 本当にご苦労様です。また、自粛疲れという言葉を生徒からもよく聞きますが、少し前にNYの病院の現場で働く、アルバートアインシュタイン医科大学助教授、モンテフィオーレ病院集中治療専門医、コルビン麻衣さんが3月29日にFacebookに投稿した文章を全文下の方で紹介しますが、そこからの一節を引用させて頂きます:

”気を抜いたら東京もこうなりかねない。外出自粛で家にばかりいて暇な

ことも、特に子供達にストレスがたまることもよくわかる。でももうしばらく

辛抱してほしい。振り返って大袈裟だったね、と笑える日が来たらそんな幸せなことはない。”

医療従事者、スーパーや宅配の方々などなど、もっともっと厳しい状況下で頑張ってくれてる人がいます。なので、感謝の気持ちを忘れず、今目の前にある良い部分にFocusして乗り切りましょう!Stay home, stay safe, save lives!!!

——– Forwarded Message ——–

米国ニューヨークの病院の現場で働くコルビン麻衣さんが

3月29日にFacebookに投稿した文章を引用してお知らせ

します。ぜひ、一読をおすすめします。

コルビン麻衣さんは、アルバートアインシュタイン医科大学助教授、

モンテフィオーレ病院集中治療専門医です。【転送、歓迎】

------------以下、引用----------ー

Mai Colvin

3月29日 9:30

下に日本語あります。

Edited to add: I wrote this post in Japanese but it looks like

 it was automatically translated to English by FB and posted in English 

on my English speaking friends’ page… I will post

 an English version soon since the translation is a bit off…

中国やイタリアの病院からのリポートや映像を見るたびに、近い将来

私が集中治療医として勤務するこの病院も悲惨な状況になるのではないか

と頭の片隅では予測していた。そうならないでほしいと願ってはいたけど

いつかはここにも来ることはわかっていた。心の準備はしていたつもり

だけど、甘かった。

ニューヨークの医療現場は崩壊寸前の状態にある。うちの病院でも

ここ2週間でコロナの患者数があれよあれよと言う間に1人だったのから

50人、200人、500人と増え、病棟のベッドもICUのベッドも全然足りなく

なった。病院のいたるところにベッドを増やしても増やしてもコロナの

患者数は増え続ける一方で追いつかない。うちの病院にはもともとICUが

4つあるがどれもコロナの患者で一杯だ。新しいICUも3つ作られた。

それでも足りない。ERは酸素を必要とする人や人工呼吸器を必要とする人で

ごった返しているが、人工呼吸器が底をつくのももう時間の問題になってきた。

実際に知り合いの働くブロンクスのある病院は数日前に人工呼吸器が

すでに底をついた。腎臓不全になる患者も多く、透析装置も足りなく

なってきたので腹膜透析に切り替えをはじめた。病院で人工呼吸器や

透析装置が底をつくというのは普段ではあり得ない状況である。

今自分の目の前に2人今すぐ人工呼吸器を必要としている患者がいるとする。

でも病院にもう一つだけしか人工呼吸器が残っていなかったら?集中治療医

としてその決断を迫られた時どうやってその最後の一人を選べというのか。

ERや病棟で10人も20人もの患者がICUのベッドが空くのを待っている状態に

おいて一つだけICUのベッドが空いた時どうやってその1人の患者を選べば

いいのか。

大袈裟な話でもなんでもなく数日後には直面するであろうシナリオだ。

実際に昨日ミーティングが開かれてこの問題を同僚と話し合った。

自分達の経験や患者の状態を元に、また海外からのリポートを元に

一番生き残る可能性が高い人を選ぶことになるのだが、年齢と基礎疾患だけで

片付けられる簡単な決断ではない。

コロナ、コロナでないに関係なく集中治療医として死を目の当たりにすることは

日常茶飯事である。 ICUに入っても当然助かる患者ばかりではないので、

患者さんの家族と患者さんの意思を尊重した終末期ケアや緩和ケアの話をする

ことも慣れている。でも普段なら人工呼吸器さえあれば助けられるであろう患者を

助けられないこの状況において医師として家族になんて言葉をかければいいのか。

もう今となっては街中の誰が感染していてもおかしくない状態なのでこの近辺では

どこの病院も家族との面会も見舞客も許可していない。唯一1人との面会が許される

のは患者が”actively dying”の時のみ。患者が数時間で確実に亡くなるであろう

と医師が判断した時のみ家族1人との面会が許可される。それも5分のみ。病院で

患者は孤独にこのウイルスとたたかっている。

私の同僚や看護師も何人もコロナにかかった。私の担当するICUにもうちの病院の

医師と看護師が人工呼吸器を装着されて生き延びようとたたかっている。ニュース

ではお年寄りや基礎疾患のある人のリスクが報道されているが、若くして基礎疾患

がなくて亡くなる人をここ2週間で何人もみた。病棟に入院して突然死する患者もいる

中国やイタリアの医師とカンファレンスコールをして意見交換したりしているが、

まだこのウイルスについてわかってないことも山ほどあるのが現状だ。

毎日休み返上で働いてもコロナの患者は増える一方でもう終わりなき戦いに思えきて

白旗をあげたくなる。まだニューヨークでピークに達するまで2-3週間かかると

いわれているが、その頃にはこの病院がどうなっているか想像するだけで恐ろしい。

自分がかからない保証などどこにもなく自分がウイルスを病院から家に持ち込んで

家族にうつしてしまうことが正直一番怖い。

ニューヨークで今月の頭にはほんの数人だった感染者数がいまでは52000人以上に

なった。ニューヨークの今後も心配だが日本の様子をニュースで見るたびに日本の

ことも心配になる。ニューヨーカーの多くもここまでひどくなることを予測して

なかったと思う。コロナにかかって亡くなった人の中で”自分は大丈夫だろう”

と思っていた人も多いと思う。中国やイタリアの様子をテレビで見ても遠く離れた

場所のことに感じていたいた人もいると思う。自分または自分の家族や友達が重症化

してから、今更人混みにでたことを、自分の行動を変えなかったことを後悔しても

もう手遅れだ。自分は無症状かもしれない。でも自分の知らないうちに、自分より

ハイリスクの大勢の人にうつしている可能性は十分ある。日本には先月、今月で

海外から帰ってきた人も大勢いる。日本にすごい2回目の波がきても、全然不思議

じゃないしむしろ来ない方が不思議だ。ニューヨークもつい2週間前まではみんな

リラックスムードだった。1週間前に外出禁止令がでてもまだ沢山の人が外出して

いた。今となってはさすがにみんな家にこもっているが、手のつけなれない状況に

なってしまってからそうしてももう遅い。

病院は地獄絵のようで、他の街がこんな悲惨な経験をしなくていいように心から

願うが、気を抜いたら東京もこうなりかねない。外出自粛で家にばかりいて暇な

ことも、特に子供達にストレスがたまることもよくわかる。でももうしばらく

辛抱してほしい。振り返って大袈裟だったね、と笑える日が来たらそんな幸せな

ことはない。今この状況になったからこそ気づかされることが沢山ある。家族や

友達と会ってお喋りしたりハグしたり街に買い物に行ったり公園に行ったり、

気軽にそうできることって幸せなこと。生きているってそれだけで本当に幸せな

こと。早く子供達にいつもみたいにハグやキスできる日が来ることを祈って…..

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