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えいごdeおとのゆうえんち×Piano BOPの可能性

皆さま、こんにちは。

あっという間に今年も半分終わり、7月がスタートしました。

今朝はヤマハのセッションアプリ「Syncroom」のモバイル版を使ってジャズのオンラインセッションをしていました。

今まではパソコンで、しかもオーディオインターフェイスや有線LANがないと使い物にならなかったものが、スマホ一つでできるようになりました!

このような技術の進歩は本当に速く、どんどん進化しますね。

Syncroomについてはまた別の機会に詳しく取り上げようと思います。

今日は先日開いた「英語でプレピアノ〜えいごdeおとのゆうえんち×Piano BOPを使って〜」のセミナーについて書きたいと思います。

まずはご参加頂いた先生方、どうもありがとうございました。

私が英訳と日本語訳をさせて頂いたこの2冊、少しずつ魅力が広まり、組み合わせて使ってくださる方もジワジワ増えてきているようで、とても嬉しく思います。

今回のセミナーも、プレピアノを想定して、きちんとピアノを弾く前の準備段階のレッスンに使えるような方法を紹介しました。

「おとのゆうえんち」のテーマに合わせて、「アイスクリーム」「数字」「動物」「食べ物」など、Piano BOPの音楽と英語を絡めて楽しくレッスンできそうな曲やレッスンの進め方を紹介しましたが、ここでは「おとのゆうえんち」の「おすしやさん」のページを紹介したいと思います。

こちらのページでは、「5こずつ まるで 囲みましょう。Circle 5 sushi each.」と指示があります。

北村先生のセミナーに出たときに、「5拍子で数える、6にならないように。」と説明がありました。

子ども向けの音楽のレッスンで5拍子を取り入れるというのは珍しいと思いましたが、そこで私が閃いたのが、Piano BOP 3の「Move Your Body」でした。

この曲はジャズの有名な「Take Five」という曲をもとに作られていて、5拍子に合わせて身体を動かそう!という、正にこのページにぴったりな曲です。

5拍子のリズムを感じながら音楽に合わせて楽しく踊って、5拍子に慣れたら、お寿司のイラストを指差しながら「1、2、3、4、5、1、2、3、4、5」と数えても良いと思います。

小さな子ども向けのリトミックや音楽のレッスンに、あまり取り入れられることのない拍子かと思いますが、セミナーでも話しましたが、大人の思い込みで「これは子どもには難しいだろう」と判断せず、色々なジャンルや拍子の曲になるべく小さなうちから豊富に触れさせてあげるのは大切なことではないでしょうか?

以前にジェイコブ先生も5歳の息子さんがボサノバを弾いている動画をアップされていて、「最初はこのリズムは難しいから左手(ベースライン)は無理だと思っていたけど、「どうしてもやりたい」という気持ちが大きかったのでたくさん練習してできるようになりました。」とコメントされていました。

大人の先入観に囚われず、色々な音楽を紹介することは子どもの可能性を広げることに繋がるとおしゃっていました。本当にその通りだと思います。

そして、何か一つ知識や技術を学んだらそれを使ってみる、応用してみる、発展させる、という作業を生徒さんと一緒にするのも楽しいことです。

子どもたちは私たちよりずっとアイデアが豊富で、臆することなくチャレンジしてくれます。

それを邪魔しない、もっと引き出せるようなレッスンを用意するのが私たち講師の役目だと思います。

北村先生もおっしゃっていましたが、教え込むレッスンはもう終わり、子どもたちから引き出し、伸ばすレッスン、いわゆるアクティブ・ラーニングを実行するのには、この2冊の組み合わせはとても良いと思われます。

またこれも北村先生からお聞きしたのですが、ダルクローズ氏の言葉に

『リトミックの目的は学んだ後に生徒は「知っています」ではなく「やりました」と言って、自分を表現したいという欲求を自分のうちに生み出すようにすること』というのがあるそうです。

本当にその通りで、これは自分への戒めでもありますが、セミナーなどに参加して知識は増やしても、実際に実践していなかったり、テキストやアプリなどたくさん揃えても使いこなしていなかったり、それでは意味がないですね。

生徒以上に自分が頭を柔らかくして、柔軟に色々なことに臆することなくチャレンジしていきたいと思います。

セミナーの最後で紹介した、リトミックの即興演奏に取り入れるちょっとしたジャズの即興法も好評でしたので、また講師ミーティングなどでも紹介したいと思っています。

お時間のある方、お気軽にご参加ください♪

では、皆さま、よい週末を!

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