渋谷かおり
2026年9月18日 9:00 | かおり先生のゼロから始める英語でピアノ
9月に入り、関東地方は雨の日が続いています。なかなかすっきりしないお天気ですが、皆さまお元気でお過ごしでしょうか。
私は今月、秋の生徒募集に向けて、改めて自分のレッスン内容を見直しています。
英語でピアノの入門編のオンラインクラスを募集中ですが、Instagramの投稿を見てくださった方から、「実際にはどんなことをするクラスなのか」「受講するとどんなことができるようになるのか、もう少し知りたい」というお声をいただきました。
そこで、この秋からスタートする「英語でピアノ®︎入門編」の募集にあたって、改めてこのクラスで「何を学び、10か月後にどんなことができるようになるのか」を、わかりやすくまとめてみました。
メインで使用するのは、My First Piano Adventures の Lesson Book A。
一見すると、かわいいイラストや楽しい曲がたくさん並んでいるテキストですが、実は一つ一つのUNITには、きちんとした学習テーマがあります。
たとえば最初のUNITでは、ピアノを弾く姿勢、黒鍵と白鍵、大きい音と小さい音、長い音と短い音。
次のUNITでは、右手と左手、指番号。
そして少しずつ、黒鍵のグループ、音の高低、強弱、4分音符、2分音符、全音符、Music Alphabet、C・D・E・F・Gの鍵盤……と学びが積み重なっていきます。
講師にとって大切なのは、ただテキストに載っている曲を順番に弾かせることではありません。
「今、この子に何を教えているのか」
「このUNITで身につけてほしいことは何なのか」
それを講師自身がきちんと理解した上でレッスンすることが、とても大切だと考えています。
そして「英語でピアノ®︎」ですから、もちろん英語にもたくさん触れます。
black / white、loud / soft、high / low、right hand / left hand、one beat / two beats……。
色や動物、食べ物、数字など、子どもたちに身近な言葉もたくさん登場します。
とはいえ、それらをすべて「英単語として覚えましょう!」と暗記させるわけではありません。
歌ったり、鍵盤を弾いたり、体を動かしたりしながら、
“Up!”
“Down!”
“Right hand!”
“Let’s count!”
と何度も耳にする。
すると、お勉強として覚えようとしなくても、音楽と一緒に英語が自然に入ってくるのです。
Lesson Book Aだけを見ても、触れる英語はかなりの語数になります。
さらに実際のレッスンでは、Writing Book Aや、英語でピアノ®︎オリジナル教材のPiano BOPも使用します。
同じ単語や表現も、別の歌やゲーム、違う場面で何度も登場します。
「前にも聞いたことがある!」
「これ知ってる!」
そんな小さな積み重ねが、英語を身近なものにしてくれます。
では、10か月後にはどんな姿を目指すのでしょうか。
まず、音の強弱や高低を聴き分け、それを自分の演奏でも表現できること。
そして、4分音符・2分音符・全音符の長さがわかり、簡単なリズム譜を読むことができること。
さらに、Music Alphabet(A〜G)を理解し、アルファベットが書かれた楽譜を見ながら、C・D・E・F・G(ド・レ・ミ・ファ・ソ)を使った曲を弾けること。
Lesson Book Aの終盤には、’Mary Had a Little Lamb’や“Eensie Weensie Spider” のような英語の有名な歌も入っています。
最初は黒鍵と白鍵の違いを知るところから始めた子どもたちが、10か月後にはMusic Alphabetを理解し、両手を使って曲を演奏する。
そう考えると、10か月の成長はとても大きいものです。
ピアノも英語も、最初から「できるようにしなくちゃ」と頑張りすぎなくて大丈夫。
聴く、まねする、歌う、動く、そして弾く。
子どもたちが楽しみながら何度も経験するうちに、音楽も英語も少しずつ自分のものになっていく。
そんな10か月にしたいと思っています。
下の表には、Lesson Book Aで学ぶ内容と、各UNITで触れる主な英語をまとめてみました。
「英語でピアノ®︎入門編」でどんなことをするのかな?と思われている方に、少しでもレッスンの様子をイメージしていただけたら嬉しいです。

