山田里紗

山田先生はアメリカ在住12年のご経験を生かし、英語ピアノ教室を開いていらっしゃいます。 お教室はこちら。

Q ピアノレッスンに英語を取り入れようと思ったきっかけや理由を教えてください。

A 2008年の夏、アメリカンスクールで仕事をしていると、インターナショナルスクールの生徒の多くが日本人の先生に日本語でレッスンについていて、大変そうな思いをしているのを目の当たりにした時「そろそろ帰国して、日本にピアノ教室を移動させようかな?」と思ったことがきっかけです。

Q 実際にどの程度の割合で英語をレッスンで使っていますか?

A 英語と日本語、生徒さんのニーズに合わせて使い分けています。

Q 「英語でピアノ」のレッスンをしてよかったと思うこと、具体的な成果や相乗効果があったら教えてください。

A 英語でピアノのレッスンをしてよかったと思うことは、帰国子女の生徒が「現地の先生みたい!」と懐かしがってくれたり、ピアノ演奏技術の取得以外にも英語維持(特にヒアリング)の役に立てている事があると思える時です。海外で生活をした事がない生徒さんでも、小さいころからレッスンを通じて英語を触れる事でリスニング力がついているように思います。

Q 「英語でピアノ」のレッスンと日本語だけでのレッスンとの違いを感じることはありますか?(ご自身が感じることや、生徒さんの反応や成長の違いなど)

A レッスン内容はどちらの言葉を使用しても変わりません。日本語が強いお子さんは年齢が小さければ小さい方が「こういう風に言うんだ!?」と『発見』をしながらレッスンに耳を傾けてくれる様な気が・・・します。

Q ピアノテキストは何を使っていらっしゃいますか?

A My first piano adventure, piano adventure series, Thompson, Alfred, Bastian, and more

Q レッスンにiPadやスマホのアプリなども利用していらっしゃいますか?

A 時々使う。

Q この「英語でピアノ」のサイト内で、レッスン動画やコラムなどを連載していこうと思いますが、どのような情報を得たいとお考えでしょうか?

A 先生の悩み事・・・

Q 「英語でピアノ」レッスンを始めることに不安を持っているお子様、保護者さまにアドバイスするとしたら?

A 何事も挑戦です!「英語でピアノ」は「英語とピアノ」ではなく、英語を使いながらピアノを学ぶ事をコンセプトにして指導されている先生が多くいらっしゃると思います。ユニークな先生が多くいらしゃり、「英語でピアノ」に興味がある保護者の方は好奇心が旺盛で子供の成長を明るく見守り前向きな方が多くいらっしゃる印象です。保護者の不安は子供に感染し、子供が抱く不安を目の当たりにして保護者の方もどんどん悩まれるかと思います。是非不安な事は先生に相談し、有意義に芸術教育にふれあえる時間を作って欲しく思います!

Q 「英語でピアノ」レッスンを始めることに「私で大丈夫かしら?」と不安を抱いている先生方にアドバイスするとしたら?

A 「私で大丈夫かしら?」と不安になる気持ちの軸が語学力の場合、外国でピアノレッスンを始めた気持ちになってみると良いかもしれません!(すみません、こんな回答で!)語学力はコミュニケーションのツールの一つです。「自分の生徒にピアノを上手になってほしい!楽しんでほしい!」という気持ちはアウトプットの方法は様々でも指導者にとって共通の意識だと思います。興味があるなら、大丈夫、自信を持って!


山田 里紗先生、ありがとうございました。