英語でピアノ
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2026 米国ピアノギルド検定レポート

渋谷かおり

2026年8月21日 13:18 | かおり先生のゼロから始める英語でピアノ

先月、今年も生徒たちが米国ピアノギルド検定に挑戦しました。

ピアノの検定というと、「何級に合格した」「何点だった」という結果を思い浮かべる方も多いかもしれません。

でも、私がこのギルド検定を気に入っている理由は、少し違うところにあります。

それは、誰かと比べるのではなく、その子自身の演奏を聴き、一人ひとりの良いところや成長を見つけてもらえること。

ギルドでは、それぞれが自分に合った曲数やプログラムを選び、演奏します。

同じ教室から参加していても、得意なことも、選ぶ曲も、目標もそれぞれ違います。

審査員の先生は、そんな一人ひとりの演奏を丁寧に聴き、評価シートにたくさんのコメントを書いてくださいます。

「ここがよかったね」
「こんなところをさらに伸ばしていこう」

評価シートを見ていると、順位をつけるための評価ではなく、その子の次の一歩につながるための評価なのだと感じます。

今回も、それぞれの生徒にたくさんの温かい言葉をいただきました。

そして、ギルド検定のもう一つの魅力は、審査員が外国人の先生であること。

今年の審査員はCraig先生でした。

とてもフレンドリーな先生で、生徒たちの緊張をほぐしながら、一人ひとりに優しく接してくださいました。

もちろん、やりとりは英語です。

そこでレッスンでも、本番に向けて

「Hello!」
「My name is …」
「Thank you!」

など、審査員の先生とのちょっとした英語のやりとりも練習しました。

英語でピアノを学んでいる生徒たちにとって、これは教室で覚えた英語を実際に使ってみる絶好の機会です。

英語を勉強することが目的なのではなく、音楽を通して英語で人とつながる。

そんな経験を子どもの頃から少しずつ重ねていけるのも、この検定の素敵なところだと思っています。

そして実は、私自身にも楽しい時間がありました。

当日はCraig先生をお迎えに行く役目があり、会場までご一緒しました。

最初は「ちゃんと英語でお話しできるかな?」と少し緊張していましたが(笑)、話し始めてみると、音楽のこと、旅のこと……話題はどんどん広がっていきました。

ピアノや音楽という共通のものがあると、言葉が完璧でなくても会話は続いていくものですね。

生徒たちにいつも「間違えても大丈夫。英語を使ってみよう!」と言っている私自身にとっても、嬉しい実践の時間になりました。

ピアノも英語も、誰かと比べるためのものではありません。

昨日までできなかったことが、今日は少しできるようになった。

緊張したけれど、一人で最後まで弾けた。

外国人の先生に、自分から英語で挨拶できた。

そんな一つひとつの小さな経験が、子どもたちの自信になっていくのだと思います。

今年も、それぞれが自分の目標に向かって本当によく頑張りました。

評価シートやCraig先生との写真を見るたびに、演奏の結果だけではなく、そこまで積み重ねてきた時間を思い出します。

人と比べるのではなく、その子らしい音楽を大切にすること。
そして、音楽を通して世界とつながっていくこと。

これからも、そんな経験を生徒たちと一緒にたくさん重ねていきたいと思います。

みんな、Great job!🎹✨

※ トップの写真で一人だけ会場が違うのは、オンラインレッスンの生徒さんが神戸で受験した!ためです。

年々受験できる会場も増えています!