第2回 Zoomミーティング報告 (渋谷かおり)

3/30(月)に開催しましたZoomミーティングには8名の先生方がご参加くださいました。

ご参加頂いた皆さま、ありがとうございました。

外出禁止令が出ているニューヨークから、かつみ先生とナブ子先生もご参加頂き、実際に日本もそうなった場合のために備えておくべき問題がクリアになったように思います。

タイトルは「ゼロから始める英語でピアノ」でしたが、やはりこれから必要となるであろうオンラインレッスンへの関心が強いと思われたので、Zoomの使い方や、レッスンの時に気をつけた方が良いと思われることなどをシェアさせて頂きました。

・Zoom、デバイスによる違い、有料か無料かによる違い。

 スマホやタブレットだけでもできなくはないが、パソコンのZoomに比べるとかなり機能に違いがある。できればパソコン+タブレットやスマホで組み合わせた方がレッスンのクオリティを上げることができる。

Zoomに関する情報はこちらが詳しいです。ご参考に。

・オンライン・レッスンの場合のお月謝設定。

 これについては由美江先生が熱く語ってくださいました。下げるべきではない!と。オンラインの方がむしろ手間も時間もかかっているし、アメリカではオンラインは当たり前。平均的にピアノのレッスン料も日本は安すぎると思うのに、これより下げる必要はない。実際、NYのかつみ先生もオンラインレッスンに切り替えていらっしゃいますが、オンラインだから値下げしたということはないそうです。

 実は私は3月は自分に自信がなかったので、オンラインレッスンは値下げしていました。でもお二人のお話を聞いているうちに、しっかり準備して自信を持てば、値下げする必要はないと思いました。

・スマホやタブレットに慣れていない保護者が多く、オンラインレッスンに移行が難しい。

 アメリカに比べると普及率がまだ低く、確かに否定的な保護者は多い。でもやってみたら子供はテレビの中にいるみたいと喜んでいる。いきなりレッスンではなく、試しに繋げてもらって練習する機会を作っておくと良いというご意見もありました。私もそれが良いと思います。もしくは初回は時間を長めにとっておくなど。やっているうちに私もママも慣れてきて、3回目にはかなりスムーズに、年長さんでも40分レッスンに集中してもらえました。

 保護者への説明の動画やPDFは「英語でピアノの先生ネット」というFacebookグループでシェアしています。まだそちらのグループに入ってない方はぜひ検索してお入りください。

・カメラの設置場所

 大人や小学校高学年以上なら、先生の顔は特に見えなくても気にしないので、手元でも楽譜でも生徒に応じてカメラ位置を考えると良いと思う。

 小さな子供は、やはり先生の顔を見たいらしく、楽譜を見させたくてもスマホに目が行ってしまう。だから譜読みなど楽譜に目を行かせたいときは、楽譜を共有してスマホに出したり、楽譜がスマホでよく見えるカメラセッティングにした方が良い。共有を使うと真ん中に楽譜、右上に小さく先生の顔も出ているので、子供には良かったと思う。

・電子書籍のススメ

 iBookやKindleで買える電子書籍の楽譜は、共有がしやすくとても使い勝手が良い。音源が含まれているものならなお使いやすい。

 私が試した生徒(年長)は、メインはピアノアドベンチャーだが、オンラインでMusic for Little Mozartsを使ってみたら、とても楽しそうに集中してで来ました。

 全く初めて習う方にもオススメのテキストです。

 ピアノアドベンチャーも確かスケール・ブックやAcceleratedという要約版、大人向けのものは電子書籍が出ているので、それらも共有で使いやすいと思います。これらは今後使ってみてどうだったかをまたシェアします。

 コロナ・ウイルスの勢いが一向に収まる気配がなく、音楽関係者には厳しい時期だと思います。だからこそ、アイデアや知恵を出し合って、こんな時でも充実したレッスンを提供できて、それに見合った収入を得ることができるシステム作りをして行きたいと考えています。このようなミーティングに加え、個人の先生だけでは難しいことも、「英語でピアノ」のサイトを通して、広告を出したり、しっかりとしたオンラインレッスンができる会員の先生に、サイトを通して集まった生徒さんのレッスンをしてもらったり、やり方によってはグループレッスンも可能かもしれません。オンラインレッスンなら日本全国から、世界中から受けられます。

 また来週も4/6(月)11:00からZoom ミーティングやります。詳細は金曜日に「お知らせ」に掲載します。

 初めての方も、どうぞお気軽にご参加ください❣️

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